ライフログのすすめ: 人生の「すべて」をデジタルに記録する!
早川書房 (2010/1/1)
『ライフログ』という言葉を知ったのは
実はこの本を読んだときです。
でも、この中に書かれていることは
昔からやっていたような気がします。
ここまで本格的じゃないですけど。
私は「とっとき魔」であり「記録魔」でした。
(だから持ち物がいっぱいだったのです)
ある時、引越しを考えたのがきっかけでしたが
その「とっておいたもの」を処分することを考えました。
でも、記録したもののほとんどは
「捨てたら二度と手に入らないもの」です。
紙媒体のものはスキャナーで読み込み画像に。
(今だったらPDFという手がありますね)
音源や映像はMDやDVDに移しました。
(今だったらMP3やMEPG?)
媒体を変えてまで「とっておく」というのも
我ながら執念深いなぁと思ったのですが・・・。
この本を読んで、それもよかったのだと思いました。
人間が無意識のうちにとっている行動。
いくつか選択肢があるうえで必ずとってしまう方向性。
そういうものが、その人の本当に「やりたいこと」
だというのです。
記録していなければ絶対に見過ごしてしまうであろう
自分の中の「心の叫び」
それを浮き彫りにしてくれるという点で
ライフログをつけるというのは意義があるように思います。