18日金曜日 テレビ朝日の
「題名のない音楽会21」公開録画を観覧してきました。
「日本の巨匠シリーズ5 宮川泰」
(放送予定は10月12日です。まだまだ先ですね~)
ささきいさおさんが宇宙戦艦ヤマトを歌う
ということで行ったのですが
宮川先生の息子さんの宮川彬良氏も出演されていて、
そのお話しがとにかく面白かった。
きっと放送時はかなりカットされていることでしょう。
残念です。
このお話しは、はたして放送の中に入るでしょうか?
彬良氏は今回「宇宙戦艦ヤマト2199」
(第1シリーズのリメイク版)の作成にあたり
お父さんが作曲されたヤマトのBGMを
すべて耳コピで楽譜に起こしたそうです。
当時は宮川先生も忙しく、
きちんとスコアを管理していなかったのだそうです。
新録するにあたり、昔のテープを聞いて、
全楽器のスコアを起こすという大変な作業で、
でも楽しかったそうです。
お父さんにレッスンを受けているような・・・。
そんなことをおっしゃっていました。
お父さんが作曲した曲をじっくりと聞くことで、
お父さんが何を表現したかったのか、
何をしたかったのか、がわかる。
そして、計算されていないのに完成度が高い、
そのことに驚いたそうです。
その話しを聞いて、なんだか「引き継ぎの極意」
でもあるように思いました。
直接話しを聞いたり指導を受けたりしなくても
残したものを丁寧に見ていくことで、
その人が何をしていたのか、
何がしたかったのか、がわかる。
そんな「引き継ぎノート」が作れたら最高だな、と。
現在、経理担当者のいない会社で、
決算のお手伝いに入っております。
常駐する経理担当者がいないせいか、
帳簿はまるまる1年分作成しなければなりません。
ようやくその作業はメドがつきました。
次は、ここの会社の経理業務をなるべく仕組み化して
それを、これから入る(経理担当者を入社させることにしたそうです)
人に引き継がなければなりません。
私の契約終了までに入社が間に合うかどうか?
微妙なところですが、なるべく「それを見ればわかる」
というものを作って残していきたいと思っております。
(宮川泰氏の曲ほどの完成度は望めませんが・・・^^;;)
宮川彬良氏のお話しで、そんなことを考えました。