今日も大河ドラマ「龍馬伝」を見て残ったことを
書き留めておきたいと思います。
いろいろと、琴線に触れる言葉があったのですが・・・。
・勝先生の教え
物事は見方を変えると全然ちがったものになる。
特に
日本が属国にならなかったのは、
国全体が一致団結していたわけではないから
(それだと、トップが折れたら国全部がそれにならってしまう)
というのが目からうろこ!でした。
今まで幕末のドラマを見ていて、
「江戸に将軍がいて、京に帝がいて、
諸国に殿様がいる状態の日本」は
『良くない』と思って国を変えようと
力が働いていたのかと、漠然とですけど思っていました。
でも、『だから』日本は助かった面も
あったのかもしれないな、と。
これも「見方を変えれば」なんでしょうね。
・松平春嶽に仕えていた横井小楠の言葉
時代が変わると、今まで価値のあったものが
なくなってしまい、滅びてしまう。
だから平井収二郎は価値がなくなったので
滅びるのだ、と言っているわけです。
まぁ、これはキレイに言っただけであって、
平井収二郎は結局用無しになったので
切り捨てられたんですけど。
時代の変換期には、
今まで価値があるとされたものがなくなり、
違う価値観が台頭する、というのは
幕末だけでなく戦後や、もっとあとの転換期にも
ありましたし、そしてまさしく『今』も
そうなのかもしれません。
時代を見極める目が必要になるんですよね。
・松平春嶽に出資を求めた坂本龍馬の言葉
ただモノを買うだけは死に金。
もっと大きな価値にして返すのが生き金。
死に金というのは『消費』生き金は『投資』
ということでしょうか。
特に、『人』に投資することが大事だと
言っているように思いました。
モノは失ってしまったらそれっきり。
でも人は何度でもやり直すことができます。
人への投資が重視される時代がくるといいですね
(もう来ているのかな?)