引き継ぎマニュアルをつくる力 その2

引き継ぎについて。 第2弾です。

今回は、引き継ぎを受ける方から考えてみたいと思います。

実は今まさに引き継ぎを「受ける」立場にいます。
その際のポイントは何かな~と
検索で調べてみたりしましたが
あまり語られていないみたいですね。

引き継ぎをする方の立場は
いろいろあるんですけどねぇ。

で、考えてみましたが
結局これが一番いいのではないかと思いました。

引き継ぎを受けるときは、
この仕事をいつか他人に引き継ぐときが
必ずくると考え

自分が引き継ぎをするつもりで
考えてみること。

引き継ぎをしてくれる人が
必ずしもちゃんとした引き継ぎを
してくれるとは限りません。
マニュアルがあったら御の字だったりしますよ。
しかもそのマニュアルだって、
わかる人にはわかる、程度のもの
だったりしますからねぇ。

そこから仕事の全体像を読み取り
役割を理解する。

これができれば、どんな仕事だって引き継げます。
(たぶんね)

 

『エースをねらえ!』という漫画に
こんなセリフがありました。
つい先日処分してしまったので
正確なところは覚えていませんが。

テニス王国といわれる西高のテニスコートで。
お蝶夫人こと竜崎麗香が後輩の岡ひろみに言います。
「私はここで得たことをすべてあなたに伝えたわ。
それをより高めて後輩に伝えなさい。
それが伝統を受け継ぐ者のつとめよ。」

引き継ぎを受けたら、それをより高めて
(精度をより高めて)
次に渡すことを考えたいものです。
事務は数字で成果がでないので、
自分の存在意義が見えなかったりしますが、
実はこの「より高めて引き継ぐ」ことにこそ
価値があるのではないかな、と思うのですが
いかがでしょうか?